湯浅学のアナログばか一代
6月28日(火) 21:15  6月29日(水) 21:15   @ THEATER2
今年もやります「アナログばか一代」。音楽批評家でありバンド「湯浅湾」を率いる湯浅学氏のレコードコレクションを爆音で聴くイヴェント。昨年は最後にかけたピンク・フロイド=シド・バレットの「See Emily Play」でスピーカーが壊れ、映画祭終了後に大変なことになったのですが、それに懲りず今年もスピーカーをバウス2に持ち込みます。もちろん蓄音機で聴くSP盤コーナーもあり。モノラルとステレオの聴き比べ、同じ曲の各国盤聴き比べなど、普段何となく聞き流してしまっている音の細部を生き物のように蘇らせ、私たちの耳をダンボのように広げる試み。その魔法のような時を過ごしたら、あなたもアナログばか一直線。音の海に飲み込まれる極上の2夜。今年はどんな贅沢な音を堪能出来るでしょうか。

湯浅学 (ゆあさ・まなぶ)
1957 年1月4日横浜市生まれ。各種編 集業務、マンガ、写真、グラフィック・ デザイン、各種執筆活動にたずさわる。 82 年に根本敬、船橋英雄と幻の名盤解 放同盟を結成、因業の歌謡曲の解析、 大韓民国のロック研究等を行なう。86 年に音楽評論を活動の中心に定める。 93 年、即興演奏集団わかたけに参加。 演奏活動にも力をそそぐようになる。 95 年、自身のユニット湯浅バッテリー 発足。96 年、湯浅湾と改名する。09 年 boid よりアルバム『港』リリース。 著作『人情山脈の逆襲』、『音海』、『音山』、 『嗚呼、名盤』、『あなのかなたに』。共 著に『ディープ・コリア』、『ディープ 歌謡曲』、『ディープ東京』などがある。