吉祥寺バウスシアターにて04年から開始した「爆音上映」。
音楽ライヴ用の音響システムを使用して大音量で映画を上映するこの試みは、各所で反響を呼び、年に1度、バウスシアターにて1週間と7晩を占有しての「爆音映画祭」として開催されるに至った。映画の本質である映像と音を効果的に活かした作品を幅広く選択し、観客とともに考える場として、他に例を見ない映画祭。「爆音映画祭」には都内ばかりではなく、地方からの来場者も多く、2009年9月には、金沢映画祭において初めての地方出張爆音上映が行われるなど、全国的な広がりを見せ始めている。

「世界が変わる、アウターリミッツからの音」(「恐怖映画とアウトサイダーミュージック」)をテーマに横浜市黄金町ジャック&ベティで開催。新ジャンルの爆音体験を横浜黄金町で提供します!

音はスクリーンに映っているモノの背景の世界を押し広げると同時に、そこに映っていない何かの気配や息遣いを感じさせもする。
映画における恐怖は、常にその「何か」が発する音や声に深く関係しているといえるでしょう。そのとき一体、私たちの視覚や感情にどんな変化が起こるのでしょうか?

そして音楽もまた、目に見えぬ感情のようなものをスクリーンの中に付け加えてくれる。
音楽が流れるとき、そこに映されている世界はどのように変容するのか?
爆音によってそれらの音を増幅することにより、それらの変化と変容をはっきりと体感、実感できればと思っています。
また、音楽のメインストリームから外れた場所で密かに、しかし賑やかに作られている、謎と喜びと愛と悲しみに溢れた音楽の群れがある。
普通に生きていてはなかなか出会うことのできないそれらの音楽を爆音で増幅させることにより、不可視のアウトサイドを可視化させられないかと考えています。
そのとき、一体何が立ち現れてくるでしょうか?



◆TRASH UP!!全面協力の元、構成される作品ラインナップ!
ホラー映画とロックの情報が満載の季刊TRASH UP!!が、爆音映画祭@横浜を全面バックアップ。見逃さずに“見て”“聞いて”欲しい作品を事務局と一緒に選定!誰よりも多くのホラー映画を見て来た人たちがお薦めする作品は間違いないのでは?

◆横浜仕様の爆音上映
> 爆音映画祭@横浜では、「ベティ」会場にライヴ用のサウンド・システムを特別に設置。機材の選定設置から映画の音の調整に至るまで、すべてをバウスシアターと同じスタッフが行ないます。
一方で、バウスシアターとは機材も劇場の広さも違うため、音の質も響き方も違うものになって来ます。その音に合わせた、バウスシアターとはまた違った横浜独自の音響にて上映します。バウスシアター・スタッフ×ベティの空間が作り出す横浜仕様の爆音上映をお楽しみください。

関連イベント&上映も開催
「ジャック」会場では爆音上映ではなく、テーマに即した映画の通常音響での上映やイベントを開催。恐怖映画、音楽映画、そして、バウスシアターでの爆音映画祭でも大好評だった湯浅学のレコード講座など、爆音上映とはまた違ったお楽しみが盛りだくさん。



音は世界を変える!
2008年にスタートした爆音映画祭は、2004年5月から断続的にオールナイトおよびレイト開催されてきた「爆音上映企画イヴェント」を拡大し、映画だけでなくライヴ演奏や、映画と音を巡る講演などさまざまな角度から映画と音を見ていく、聴いていく催しです。
音楽ライヴ用音響セッティングでの上映
爆音上映とは、通常の映画用の音響セッティングではなく、音楽ライヴ用の音響セッティングをフルに使い、ボリュームも限界まで上げ大音響の中で映画を見・聴く試みです。
大胆かつ繊細な上映
一般劇場上映では聴くことの出来ない迫力と、その爆音によって視覚までもが変容して映画そのものも違って見えるトリップ感覚、そしてまた、大音響でなければ聞こえてこない幽かな音を聴くという、大胆かつ繊細な上映となります。
爆音=良音=適音
もちろん「爆音」とは言っても音を大きくするだけではありません。その映画にとって最適な音とは何か、その音があることによって映画が違って見えてくるそれぞれの映画における音の核心はどこにあるのか? そんな映画におけるベストな音の探求こそ、爆音上映の醍醐味です。映画にとっての最良の音、最適な音が爆音映画祭にはあります。
映画再生の瞬間
その大音響の中で、かつて見たことのある映画がまったく新しい映画として蘇ってくる、いわば〈映画の再生〉の瞬間に立ち会える喜びを、多くの人と分かち合いたいと考えます。
世界に例を見ない映画祭
映画の本質である映像と音を効果的に活かした作品を幅広く選択し、観客の皆さんとともに考える場として、世界中を見渡しても他に例を見ない映画祭といえると思います。
爆音映画祭2010  2009年5月28日〜6月12日


The Anchorage 投錨地/JLG/自画像/チェチェンへ アレクサンドラの旅/バグダッド・カフェ ニュー・ディレクターズ・カット版/暴走パニック 大激突/宇宙戦争/ジャン・ブリカールの道程/鉄男/ビッグ・フィッシュ/ポーラX/彼方からの手紙/スローターハウス5/TOCHKA/Furusato 2009/ラスト・ワルツ/AKIRA /コントロール/HOUSE ハウス/イングロリアス・バスターズ/SR サイタマノラッパー/爆裂都市 BURST CITY/蘇りの血/愛のむきだし/ミッシェル・ガン・エレファント“THEE MOVIE“-LAST HEAVEN 031011-/ソウルパワー/we don't care about music anyway(仮題)/スコット・ウォーカー 30世紀の男/トム・ダウド いとしのレイラをミックスした男/加藤直輝監督作品『a perfect pain』/佐向大監督作品『夜と昼』/国道20号線/花物語 バビロン/雲の上/「アナログばか一代」湯浅学 レコード講座/(順不同)

爆音映画祭2009  2009年5月29日〜6月13日


アイム・ノット・ゼア/アクロス・ザ・ユニバース/映画史(前・後編)/KIKOE/雲の上/狂い咲きサンダーロード/拘束のドローイング9/こおろぎ/国道20号線/ざ・鬼太鼓座/地獄の黙示録 特別完全版/ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト/The World/still in cosmos/ゾンビ(ダリオ・アルジェント監修版)/デス・プルーフ in グラインドハウス /デトロイト・メタル・シティ/2001年宇宙の旅/ピアノチューナー・オブ・アースクエイク/非行少女ヨーコ/ヘアピン・サーカス/ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ/放蕩息子の帰還/辱められた人々/マリー・アントワネット/マルホランド・ドライブ/(50音順)

爆音映画祭2008  2008年5月17日〜5月23日


A Bao A Qu/ヴァンダの部屋/emerger/風の又三郎/花様年華/喜劇 とんかつ一代/狂気の海/granité(グラニテ)/CLEAN/ココロ、オドル。/3-4X10月/白い花びら 台風クラブ/月へ行く/ティム・バートンのコープスブライド/ヌーヴェルヴァーグ/逃れがたし /NOBNOBLUES/Harmonies/爆撃機の眼/パリ、テキサス/バンド・オン・ザ・ラン/プライベート・ライアン/牧野貴作品集/夜よ、こんにちは/RIZE/霊感のない刑事/ロスト・ハイウェイ/ワイルドバンチ/オリジナル・ディレクターズ・カット/(50音順)