牧野貴(Makino Takashi)

1978年生  東京出身。
日大芸術学部映画学科撮影コース卒。
2001年、ブラザーズ・クエイに映画表現を学ぶ為、単身ロンドンへ渡る。クエイのアトリエで照明と映画音楽について学び、 深い感銘を受ける。
2006年8月よりUplink Factoryにて定期的に上映会を行い、 ジム・オルークとの初めての共作「No is E」を突如発表。
2007年イメージフォーラムフェスティバルにて寺山修司賞を受賞する。
2008 年ロッテルダム国際映画祭では、「Elements of Nothing」がTiger Awardにノミネート、さらには個人プログラム及び、映画と音楽のライブパフォーマンスを成功させ、世 界的な賞賛を受ける。以後、数多くの国際映画祭に招待され続けている。 また、東京都写真美術館、ニューヨークのニューミュージアムでの上映等、その表現域は映画館を越え、美術層にも達する。

牧野貴公式ホームページ


ジム・オルーク(Jim O'Rourke)

1969年生 シカゴ出身。
10代よりギターの即興演奏を始め、数多くのフリーインプロヴァイザーと共演する。 また「ガスター・デル・ソル(Gastr Del Sol)」での活動をはじめ、数多くのバンドやプロジェクトに関わる。その一方で実験的要素の強いノイズ作品を発表し、 マース・カニングハム舞踊団の音楽を担当するなど、実験的なポピュラー音楽と現代音楽/実験音楽のあいだを行き来する 活動を行っている。「ソニック・ユース(Sonic Youth)」のメンバーとしても活動していた。
近年では若松孝二『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』(2007)の映画音楽担当や武満徹作品を演奏した『コロナ - 東京リアリゼーション』(2006)などの活動がある。