日程:
6/6(土)~7(日)
会場:
せんだいメディアテーク7階スタジオシアター
宮城県仙台市青葉区春日町2−1

*各回入替制。会場は上映の15分前を予定しています。
*諸般の事情により上映作品等が変更・中止になる場合がありますのでご了承ください。

チケット:
爆音映画祭/ラジウム・シティ/Rocks Off 共通
前売券:
1回券1,300円 3回回数券3,500円
当日券:
1,500円
 
*前売券は、メディアテーク1階カネイリ・ミュージアムショップ、SENDAI KOFFEE CO、桜井薬局セントラルホールで販売。
*SENDAI KOFFEE CO.での『ラジウム・シティ』のみ1ドリンク別。


6/6(土)16:00
「シャウト」
1978 年/87分/イギリス/デジタル上映/英語(日本語字幕)
監督:イエジー・スコリモフスキ/出演:アラン・ベイツ、スザンナ・ヨーク、ジョン・ハート
『イースタン・プロミス』(D・クローネンバーグ監督)などで俳優としても知られる、ポーランドを代表する映画監督イエジー・スコリモフスキの文字通り「怪作」。オーストラリア先住民から人を殺す力を授けられた男が音楽家夫婦の平穏な生活をかき乱す。ドルビー・システムがいち早くとりいれられた映画でもある。
6/6(土)18:30
「ビョーク バイオフィリア・ライブ」
2014年/96分/イギリス/デジタル上映/英語(字幕なし)
監督:ニック・フェントン、ピーター・ストリックランド/音楽・出演:ビョーク
世界の歌姫ビョークの7枚目のアルバム『バイオフィリア』は音楽だけに留まらない複合的なプロジェクト。そのツアー最終日、2013年9月3日のロンドン、アレクサンドラ・パレスでのライヴ。重低音が響き渡るサウンド、そして、自然界の映像とCGを駆使し『バイオフィリア』の世界観を表現した内容となっている。
6/7(日)13:00
「ダストー塵ー」
2007年/94分/ドイツ、スイス/35mmフィルム上映/ドイツ語(日本語字幕)
監督・脚本:ハルトムート・ビトムスキー
部屋のほこりからミサイルの爆発、9.11でのビルの崩壊、果ては宇宙のスターダストまで、「塵」のみに焦点をあてた科学ドキュメンタリーは、もはや哲学の様相。山形国際ドキュメンタリー映画祭2009インターナショナルコンペティション部門上映作品。なお、邦題が同名のホラー映画とは無関係。
6/7(日)15:30
「ストップ・メイキング・センス」
1984年/88分/アメリカ/デジタル上映/英語(日本語字幕)
監督:ジョナサン・デミ/音楽・出演:トーキング・ヘッズ
1970-80年代にかけてニューウェーブ、ポスト・パンクの雄として活躍した、デヴィッド・バーン率いるトーキング・ヘッズ。1983年12月にロサンゼルスで行われた3回のライヴから数々の名曲を収録。後に『羊たちの沈黙』を監督するジョナサン・デミの映像センスとバンドの躍動感にあふれた映画。
6/7(日)18:00
「リヴァイアサン」
2012年/87分/アメリカ・フランス・イギリス/デジタル上映/英語(日本語字幕)
監督:ルーシァン・キャスティーヌ=テイラー、ベレナ・パラベル
文豪メルヴィルが『白鯨』を書いたアメリカのニューベッドフォード港を出た大型底曳き網漁船での漁の様子を、小型カメラを駆使して圧倒的な映像と音響で描いたドキュメンタリー。ハーバード大学の感覚人類学研究所に所属する人類学者でもある二人の監督が活写したのは現代の漁業の姿であり、黙示録的な映像と音響の奔流である。
<関連企画1>
lounge logue 11:
『ラジウム・シティ』上映+トーク
日時:
6/5(金)19:00
会場:
SENDAI KOFFEE CO.
(仙台市青葉区春日町4-25 パストラルハイム春日町1階)
主催:
logue
トーク出演:
樋口泰人(boid/爆音映画祭)、小川直人(logue/せんだいメディアテーク)

「ラジウム・シティ—文字盤と放射線・知らされなかった少女たち—」
1987年/105分/アメリカ/デジタル上映/英語(日本語字幕)/通常音響での上映
監督・プロデューサー:キャロル・ランガー

1920年代のアメリカ中西部。時計の文字盤に夜光塗料を塗る仕事をしていた若い女性たち。ファッションや化粧に興味のある年頃で給料の良い仕事に就いた彼女たちは、何も知らされぬまま塗料に含まれるラジウムで被曝していた。半世紀以上たってもなおホットスポットが残る街、企業や政府の隠蔽、産業と雇用の困難……これは遠くの国の過去の出来事ではない。
<関連企画2>
『Rocks Off』上映@桜井薬局セントラルホール
日時:
6/6(土)21:00
会場・主催:
櫻井薬局セントラルホール
(仙台市青葉区中央2-5-10 桜井薬局ビル3階)

「Rocks Off」
2014年/92分/日本/デジタル上映/日本語/通常音響での上映
監督:安井豊作/出演:灰野敬二

80年代からさまざまなライヴやイベントが行われてきた法政大学学生会館が解体されようという2004年、廃墟と化した会館を淡々とカメラはとらえ、ステージにうち捨てられたピアノの前に世界的に活躍する音楽家の灰野敬二が座り演奏する、それだけの映画。しかし、その圧倒的な存在感。